特集「自転車、ヨガ、太極拳」 心地よい場所へ走って、
カラダを動かそう
リモートワークや外出自粛など、さまざまな理由で運動不足気味の体をどうにかしたい、2021年の夏。今回は、サイクリングの前後や休憩に取り入れたい「ヨガ」と「太極拳」の簡単なワークをプロに教わった。レッツ・トライ!
カラダを動かそう
リモートワークや外出自粛など、さまざまな理由で運動不足気味の体をどうにかしたい、2021年の夏。
今回は、サイクリングの前後や休憩に取り入れたい「ヨガ」と「太極拳」の簡単なワークをプロに教わった。
景色の良い公園や河川敷に出かけてやってみるもよし、朝活や仕事の合間のリフレッシュにも。レッツ・トライ!
YOKO.Tさん
京都市北区で「yoga space STANDPOINT」を主催するヨガインストラクター。スポーツバイク歴は20年目。YouTubeチャンネル「YOGATUBE」も好評! kyoto-yoga-standpoint.amebaownd.com
体幹を目覚めさせるワーク
前傾姿勢が多いサイクリングでは、腹部が縮こまりがち。走リ出す前に、まず肋骨に張り付いた胴まわりの筋肉をほぐし、体幹をしっかりストレッチしよう。うずまきを描くような足の動きは、ぜひ動画でチェックを。肩甲骨のリリースワーク
巻き肩になりがちな肩周りの骨を正しい位置に戻そう。腕が肩から独立して動くようになり、肩甲骨や首への負担が軽減する。試しに右側を行った後で両腕の長さを比較すると、右腕だけが伸びていることに気づくはず!背骨をリリースするワーク
サイクリングの後は、ガチガチにこわばった背筋をしっかりほぐそう。背骨の関節を一つずつ押さえてリリースすることで、腰から首にかけての疲労がぐっと軽く。日常的に行えば、自然に体幹が意識できるようになる。洲濱紀子さん
楊名時(ようめいじ)八段錦・太極拳の師範として大阪を中心に活動。楽しむことで健やかな好奇心を育てて健やかに成長するがモットー。YouTubeラジオ「無茶空茶の時間」でも発信中。
ロウシアオブ(楼膝拗歩)
ゆっくりと呼吸しながら足のストレッチにもなるワーク。腕を広げたり、前に出したりしながら重心移動を行い、体の動きに呼吸を合わせていこう。手や足は伸びしろを少し残して、伸ばしきらないのがポイント。気功法
「八段錦」という気功法からの1ワーク。ゆったりとした呼吸をして気を巡らせ、内臓を整えていく。何度か繰り返すうちに自然と呼吸が深くなり、縮こまった体が開いて本来の動きがしやすくなる。スワイショウ(甩手)
心を鎮め、体の疲れをとる中国古来の健康体操。背骨と腰を中心に腕を左右に振るだけ、というシンプルなワークなので、サイクリング後など、思いついたときに取り入れたい。習慣づくと、肩や腰の動きがなめらかに。紙面掲載日:2021年7月21日
※記事の内容は紙面掲載時点の情報です